UVライト、CCFL、LED・・・。ジェルをはじめたいけれど、ライトが色々あってどれを選んだらよいかわからない??
あなたはお困りではないですか?ジェルをやっているけれど、新しいものを探していたらわからないライトがたくさん・・・(困)
ジェルネイルも日々進化しているので、ほんの少し目を離した隙に新しい技術製品が続々。
ついていけない(><)と嘆かず、最新の情報チェックしませんか?知れば意外と簡単!目からウロコのイイネイル徹底解説シリーズ。
今回は『最新のジェルにぴったりなライト』を解説します。
『UV』や『LED』とは、波長によって区別された光の呼び方です。
・UV=紫外線(14〜400nm)
・LED=可視光線(400nm〜800nm)
気になる『日焼け』の原因、『UV−A』は近紫外線(315nm〜400nm)、『UV−B』は遠紫外線(280nm〜315nm)となります。
ジェルネイルで使われるジェルは、UV〜LEDの範囲の光に反応して硬化するようにできています。
但し、ジェルによって硬化する波長が決まっており、そのジェルが対応している波長でないと固まりません。
『LED対応』や『UV/LED対応』という表示はその目安です。
硬化用ライトの種類も『UVライト』『LEDライト』という名前が付いています。まれに『UV-LEDライト』と呼ばれる商品も出ているようですが、これは放出する波長領域がUV波を含んでいる場合が多いようです。
UV対応ジェルもLED対応ジェルも硬化する可能性がありますが、数値上UV対応ジェルの硬化範囲とずれていたり、LED波(405nm)付近に達していない場合もありますので、確認が必要です。
UVライトは蛍光管を使ってUV波を放出します。ライト寿命が約半年。だんだん劣化していく為、硬化の不具合が見られたらすぐに電球の交換をお勧めします。その場合、ライト本体についている電球を一度に交換しましょう。
硬化の速度は2分前後が主流です。四方に光が発散されるので反射板などと組合わせて色々な角度から硬化できるライトが出ています。
蛍光管の形状から、どうしても本体に奥行きや幅が必要です。その点を生かして、両手・両足同時施術に向けた大型のライトも人気があります。
日焼けの心配がささやかれますが、日常で浴びる紫外線の2%以下を短時間照射する場合、ほとんど影響はないと言われています。
但し、手肌に異常がある場合や脱毛直後、紫外線に過度に反応が出る場合は使用を避けるかLEDを使用する、又は手袋などでガードするなどご自身の回避策も必要になってくるでしょう。
LEDライトは家庭用の電灯でもメジャーになってきました。省電力・長寿命のLEDを使用しています。光源のパワーが強く、硬化速度は10秒〜30秒と圧倒的に短くなります。
LEDは光がまっすぐに進むので、ライトがしっかり当たるよう硬化の仕方が重要です。
角度を付けて硬化したり、小指や親指など普通に置くと傾いている指などは、個別に照射するなど、より確実に硬化するよう工夫すると良いでしょう。
UVライトのように蛍光管を使用しない分、軽量化・小型化が可能で、省電力なハンディタイプも発売されています。
気になるUV-A/B波では無いため、手肌への影響は少ないといわれていますが、ライトによっては該当領域が出る場合があります。よくご確認下さい。
CCFLライトというのは、蛍光管の代わりに『冷陰極管』を使ったライトです。低消費電力のため、ランプの温度上昇を低減できる上、高輝度でUVより短時間で硬化が可能になるケースがあります。ランプの径が非常に細いのが特徴、寿命が長いので、交換の必要がほぼありません。
LEDジェルの一部が硬化範囲に入ることがありますが、基本的に全ての波長を網羅しているわけではありませんので、ジェルの硬化範囲と併せてよくチェックしてください。
これまで主流だった
UV硬化用のジェルは、
平均365nm位で硬化するようになっています。
上記にもある、
『UVライト』で硬化させます。
選ぶ際は消費電力
『ワット数』を目安にしてください。
9W以上でジェルは硬化しますが、36W程度の出力があれば硬化も早くなります。
価格もかなりお手ごろになりましたのでできれば36Wは欲しいところです。
※但しメーカー推奨ワット数は様々です。ワット数が高すぎると硬化の際、縮みや黄変があるジェルもございますので良くご確認下さい。逆にワット数が足りないと硬化にとても時間がかかります。
UV対応ジェルは
『CCFLライト』でも硬化しますが、一部で硬化しない事例も報告されています。
同メーカーラインナップでも、色によって硬化のムラがありますので、検証が必要です。
♪メーカーで純正として発売されているものでしたら、そのメーカーのジェル硬化は保証されていると思いますのでできるだけ純正ライトを利用することをお勧めします。
特に初心者の方は硬化のタイミングがわかりづらいこともありますので、同一メーカーラインナップなら心配なくお使いいただけますよ!
対して
LEDジェルは
405nmで硬化するものが主流になってきました。
LEDはランプ1個で非常に強い光源ですので、ワット数が小さくてもある程度の硬化が可能。
LEDの場合ワット数ではなく、放出する波長に注意が必要です。
先に述べたようにジェルは硬化する波長がだいたい決まっています。
その範囲に合っていないと、どんなに強い光源でも硬化はしません。
お使いのジェルと、LEDランプの硬化波長を良くご確認の上ご検討されることをお勧めします。
LED対応ジェルであってもラインナップによっては、純正ライト以外でカラーの一部が硬化しないなどの事例も報告されています。
また、LEDライトといわれているライトにも波長が様々ございますので、購入の際は必ずご確認下さい。
♪メーカーで純正として発売されているものでしたら、そのメーカーのジェル硬化は保証されているのでできるだけ同一ラインナップでご検討されることをお勧めします!
ジェルネイルも一般的に良く知られるようになり、購入できる手段も増えた為、セルフネイルでも簡単にお試しいただけるようになりました。
LED対応ジェルが主流になってきていますので施術時間もぐんと短くなっています。
一方でライトやジェルの知識が無く、硬化不足で爪にトラブルが生じるケースも多くなってきました。
お手持のジェルの性質を良く理解することも、安全に使う第一歩ですね。
同一ジェルのラインナップで揃え、ライトも純正の物を使用するとトラブルも少なく、安心してお使いいただけます。
初めてのセルフネイルを楽しむ際は、目安にしてください!
激安ジェルセットがどなたでも手に入る昨今。中には硬化実証が無い物や、様々なジェルメーカーを組合わせているせいで不具合がおきても原因がわからないといったケースもあり、イイネイルにも多くのご相談をいただきます。
皆様のネイルライフステップアップの為にも、是非賢く選択する知識を身に付けてくださいね!